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2017年9月10日版
実力給のパイオニア
= 賃金総研グループ(1)
〜新しい未来戦略を支える〜
賃金総研は、平成元年の創業以来、一貫して、実力給の本流を進化させてきました。
近年の経営環境の急激な変化の中で、人事労務管理の改善合理化が重要な経営課題としてクローズアップされています。また、メガコンペティション時代(大競争時代)を迎え、各業界各企業が世界の単一市場経済化の渦中にあって、苦しみながらも、「新たな付加価値創造企業」への大きな挑戦に成功しつつあります。
当面する最大の課題は、新たな企業文化の創造と新技術、新市場の創造であるといえます。また、一方で、人件費の肥大化防止と高コスト構造の是正も依然として克服すべき課題です。
このような中で、今後中長期にわたり、旧世代の人材をのり越える質の高い若年労働者の確保育成が重要課題になるものと考えられますが、この対応策の基本として、不可欠な要素がいくつか考えられます。
- @新たなビジョン、目標の明確化
- A人事ポリシー、人事賃金制度の刷新
- B人材育成の充実
- C女性社員の本格活用
- Dパート・中高年層の活性化
とりわけ、人事賃金制度については、近年大きな転換期にさしかかったように思われます。パート社員が主力部隊となった業界も多く、非正規のシステムも含め、新しい自社の成長戦略を支える新システムの構築が不可欠といえます。
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