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2022年10月10日版
プロフェッショナルの仕事A プロの条件、トップセールスの条件とは?
三浦課長さん
このたびの10月号では、株式会社 広島マツダの三浦文雄課長さんに、カーセールスの第1線の話しを取材させていただきました。
- Q1.現役のセールスの立場で、「プロの条件」について、どう考えておられるか、お聞かせ下さい。3つ条件をあげると、どうなりましょうか?
- A1.プロの条件として、次の3つを大切にしています。
(1)スグやる!
(2)今日できることは、今日中にやる。
(3)お客様に会う。
とにかく、お客様に会うことが大事です。会えば、宿題を持ち帰る。
宿題(見積り)は、その日か翌日にやるようにしています。「会ってお話しして よかった」と、よく言われます。訪問をふやすよう心がけています。相見積りが多いですが、60%程度は、2回目にサインしていただけます。 - Q2.次に、トップセールスの条件について、お聞かせ下さい。
激戦を勝ち抜く、トップセールスの条件とは、何でしょうか?
体力、気力、行動力、・・・それとも、何でしょうか? - A2.私は、ショールームで10年。その後、法人営業部に移りました。20年前は、担当者の管理台数は、500件程度でした。今は、4〜5倍にふえていますが、個人様、法人様で車のバッチポイントが違い、トップセールスの証しである「金バッチ」を獲得するのは、容易ではないです。2〜3年前は、金バッチでしたが、昨年は、銀バッチでした。
法人担当と個人担当で、環境のちがいはありますが、トップセールスの条件としては、「段取り」が大事だと考えます。今日やることを今日やることですね。 - Q3.最後に、セールスの待遇面について聞かせて下さい。カーセールスの方は、他の仕事に比べ、高い収入なんでしょう?
- CX-30A3.確かに、目標粗利を超えれば、販売手当が出ます。その分が増えていきます。これが給与にハネかえります。
ただし、今は、個人実績だけではないです。
(1)個人実績
(2)店の目標
(3)保険売上
これらが対象で評価されます。半期ごとの評価で、2回のボーナスも決定されます。
販売から納車まで。全部自分がやり切ります。きびしい仕事ですが、紹介があり、名ざしの注文があります。これも、大きな励みになります。
今日やることは、今日やる。段取りを大事にしながら、これからも、頑張ります。
今回のプロフェッショナルの仕事は、トップセールスに関する取材記事とさせて戴きました。トップバッターとして、広島マツダの三浦課長さんにご協力いただきました。 有難うございました。
◎連絡先
株式会社 賃金システム総合研究所
賃金総研 社労士法人
Mail:css@chinginsoken.co.jp