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マンスリーレポート/給与システム・成績評価制度のコンサルティング 賃金総研

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2008年4月15日版
追悼特集1

弥富賢之氏の死を悼む

去る4月1日、賃金管理研究所会長の弥富賢之氏が行年92歳にて、ご逝去されました。
弥富賢之氏のこれまでのご功績を称えるとともに、氏のご冥福を心からお祈りいたします。私は、弥富賢之氏に多くの教えを戴き、これまでご指導を受けたことに感謝の念に堪えません。

弥富賢之氏は、戦後のわが国産業界に、大きな金字塔を建てられました。わが国の賃金制度の系譜をたどる時、2つの大きな源流があります。
その源流の1つが弥富賢之氏と賃金管理研究所です。いま1つは、生産性本部の鍵山整充氏になります。
私ども、賃金コンサルタントにとって、忘れることのできない恩師であり、現在の日本版実力給の原点として、歴史に名をとどめていかねばなりません。

弥富賢之氏は、人事院給与局格付課長を経て、1953年本田技研工業に迎えられ、「新職能給」制度を確立。1960年に本田技術研究所取締役を退任し、賃金管理研究所を設立、今日まで多くの企業を指導してこられました。
氏は、日本の産業界に数多くの優良企業を輩出、その活力源となるシステム構築を最後まで支援してこられました。

ここに、日本産業界に大なる功績を残した氏のおもかげを偲び、そのご冥福をお祈り申し上げます。

賃金総研 代表 鬼木春夫拝 

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